あさとら 投資日記

ピーターリンチやオニール、ミネルヴィニ、ダグラスを参考にモメンタムに新高値を週足ベースで狙います。

確定拠出年金の中で資産配分を考えても意味がありません。

 
 
数年前、会社の同僚などと確定拠出年金の話をした際、
 
■関心が少ない人 =   定期預金
■知識がある人 = 定期預金、債権、株式、国内、海外に分散投資
 
という感じで、外国株インデックスに100%投資している私は、

リスクばかり取っている素人

 

という感じで、"知識がある人”層に馬鹿にされたものだった。
 
 
  1. 私自身は、非課税のメリットが付いているのに、なぜ低い金利の定期預金に投資するのか?
    →定期預金の金利なんて、0.1%以下なんだから、確定拠出年金のメリットである非課税が活かせないじゃないか。確定拠出年金ではなくて、普通に定期預金していてもほとんどかわらないのでは?
  2. 日本の会社に勤めているのであれば、円の給与債権を持っているようなものなのだから、ほとんど円資産なのに、外貨資産を持たないリスク(円安リスク)を感じないのか?
    →当時は80円近辺の円高だったし、2015年の今現在では、結果論的に円安リスクは実現したと言える。
  3. 外国株といっても、ほとんど米国株のインデックス投資だし、日本株よりも寧ろ世界的に見れば、メジャーなものだし、安心感があるのでは?
等といった反論をしたものの、
素人考えでも、まぁ結果的に勝つ場合もあるしね・・・
と結論付けられたのであった。
 
勿論、普段から麻雀などが好きで、risk preferenceな人間とみられている為、しょうがない部分もあったと思う。また、(正しいと思っているものの、)平均的な選択をしている訳ではないことも、自分自身分かってもいたので、理解されずとも已む無しと諦めていた。寧ろ理解してくれる人がいれば、投資とかの話ができるかなと思うぐらい。
 
そんな中、セミプロ?プロ?は同じような選択をしているというエントリーをみて、やはり、結果論だけじゃない部分があるかな?と嬉しくなった。
 
 
企業型確定拠出年金では、(非課税を生かすために)市販の証券会社で購入するよりもコストが低く & 期待リターンが高い資産クラスのファンドを選択すべきとの考えです。私の場合は、三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.17%(税抜))がラインナップの中から選択できるため、開始当初から全額をこの先進国株式インデックスファンド100%配分にしています。あくまで確定拠出年金はリスク資産のアセットアロケーションの先進国株式クラスの一部という認識です。確定拠出年金の中で資産配分を考えても意味がありません)
 
 
因みに、パッシブ投資よりアクティブ投資の方が好きで、インデックス投資家のファンというわけでは全くなく、REITの選択肢があれば当時はREITを年金に組み入れて、ほとんど非課税投資と満足してたと思うけれども。
で中身を見ると、ほとんど米国株なので、そろそろ米国株も下がりそうだし、円安も思ったようには進まないし、意外と日本株のPERの方がよくなってきているし、GPIFも買うから、TOPIX系がいいのではないかとも、思い始めているが、外貨建て資産ももっておきたいという点で、401Kポートフォリオの入れ替えを行うまでもないかと考えている状況。
株がメインのため、暴落が怖いし、暴落した直後にバフェットのように買い漁りたいが、売買の意思決定をしても、401Kの入れ替えは素早く行えないので、暴落が来たら諦めるしかないかなと思っているところもあり、そろそろ、勝ち分を確定させるために、債権等に退去させるかなと思ったりするも、債権も高値圏なので、最近のインフレ目標+低金利が続く中では妙味が少ない上に、暴落の時は債権も下がる為ヘッジにならないと思ったり、やはり悩んで動かせない。