あさとら 投資日記

ピーターリンチやオニール、ミネルヴィニ、ダグラスを参考にモメンタムに新高値を週足ベースで狙います。

明豊ワークス 1717 ◎ コンストラクションマネジメントは社会的にも必要とされているはず。


実際に成功している人の目線は参考になるということで、2億貯男さんの新たな銘柄をレビュー。
個人的には、チャームケアの良さとかには初期段階からなかなか気付けないと思っており、違った視点からスクリーニングされる見方を知るのが勉強になる。



保有株含み損益(2017年12月2日時点) http://blog.livedoor.jp/kabu2oku/archives/50798806.html


まずビジネスモデルとしては、難しそうな内容と思ったが、一方で大手ゼネコンや重工会社に無駄が多いのも事実。

社会的意義としては、
プロジェクトのOwnerとなる公共団体側にもあまり建設コストを知るノウハウもなく、技術コンサルを雇うことが多いが、ここも事なかれ主義で仕事をこなすだけなので、あまりプロジェクト全体の最適化を考える立ち位置ではなく、属人的になりがち。いい人はいいが、悪い人は悪い。
ことから、本来の受益者である納税者や地域住民の立場にも利するビジネスにも、なりうると思う。

難しいかなと思った理由は、地方自治体側も選択する際には、大手ゼネコンなどのビックネームは安心感があるし、政治的にも強いため、牙城は崩せないのでは?というところ。

しかし、同社の規模を見ると、時価総額60億円程度なので、まだまだ、ニッチであり、効率的なプロジェクトを求める数少ないニーズに応え、事業を伸ばす余地は多々ある。

透明性や本質的に良い取り組みは、ネットなどの浸透により良くも悪くも取り上げられるようになっているので、一気に風邪に乗れる可能性もある。

また、実績を積み重ねれば、公共団体の仕事はより取れるようになってくるであろうし、同社を守る参入障壁にもなり得る。



直近の業績は、1Q、2Qと前年比を上回っており、下期利益が出る構造に見えるので、期待できる。

PER10倍は低いが、不動産関連では
高いか普通という気もするので、指標だけから単純に割安とは見れない。

しかし、下期伸びてくれば、意外性はあると思われ、またオリンピックまでの期間は業界全体が好況なので、チャンスありと。