概要
1908年からの老舗。
時価総額 33億円
発行株式数 24百万株
名証2部
〈業務内容〉
住設環境機器事業が主力。機能性セラミック商品事業、陶磁器事業なども展開。陶磁器メーカーとして創業。機能性セラミック商品事業は販売価格見直しが寄与。住設環境機器事業は収益好調。17.3期は黒字転換。 記:2017/07/14
業績の状況
近年は住宅設備系の事業が好調。黒転。
売上高構成比率(営業利益率)
通期 | 15.3期 | 16.3期 | 17.3期 |
機能性セラミック商品事業 | 16%(10%) | 17%(12%) | 18%(15%) |
陶磁器事業 | 21%(0%) | 18%(-12%) | 16%(-6%) |
住設環境機器事業 | 63%(3%) | 65%(3%) | 66%(3%) |
〔住設環境機器事業〕 売上高は、85億71百万円(前連結会計年度比3.1%減)となりました。 小型浄化槽は、浄化王NEXT®の拡販に注力し、ハウスメーカーとの取引が堅調に推移する中、受注残高を積み上げ た一方で、価格競争の激化が影響し、前連結会計年度比2.7%減となりました。 大型・中型浄化槽は、大口の案件が売上となり、前連結会計年度比12.6%増となりました。 バンクチュール®(システムバスルーム)は、有力案件の期ずれの影響などにより、前連結会計年度比17.9%減とな りました。 メンテナンスサービスは、大型保守管理が横ばいに推移した一方で、一般家庭用浄化槽の保守点検が堅調に推移 しました。 ムッシュ®は、大手不動産会社を中心に販売を展開しました。ジョッシュ®は、販売店の開拓に注力するとともに 企業ノベルティ用途が順調に推移しました。 損益面では、大型・中型浄化槽の増収に加え、製造費用の圧縮やクレーム費用の低減などにより、2億80百万円 のセグメント利益(前連結会計年度比20.9%増)となりました。 (当社決算短信)
内部統制上のエラー
社内調査(平成 29 年5月 31 日付で社内調査報告書を受領)の結果、工事が完了していない にもかかわらず工事完了を仮装するために証憑書類を改ざんする等の行為により、バンクチ ュール製品の売上の前倒し計上 (以下、「本件不適切会計処理」といいます。)が存在すること が判明しました。
本件不適切会計処理は、事業部の中の工事完了を客観的に確認する部門である施工管理部 と営業部門の管理職が結託して実行していました。当該管理職は、事業計画の管理や決算のみ ならずコンプライアンスの啓蒙および内部牽制上の重要な立場にある者でした。事業部員の 中には本件不適切会計処理を認識している者もいたようですが、管理職の方針に意見を言え ない状況となっていました。
このエラーのため、決算の公表が遅れる等している。
監査法人はあずさ。
PER 26倍に対して、EPS成長率0%。
優待利回り(表面7%程度)によって、正当化されている株価か?
その他、
三谷産業(8285、東証一部) の12.1%出資先。
三谷産業でもニッコーのマグカップ等が貰えるようだ。100株で4万円程度にも関わらず、1500円相当のマグカップ(選べない)。
優待品の内容
みきまる氏のブログにも載っていないけれども、はてなブログの独法職員の株主優待日記に詳しく載っていた。
確かに、セリア等の100均と比べるとどうなのか?という観点で考えてみると、経済性だけをみると、セリア等が圧倒的かなと思う。一方でアウトレット等もあるようで、高級食器が揃っていく感じは優待品ならではの幸福感に繋がるか?
公式情報
所有株式数 | 優待内容 |
---|---|
1,000株(一単元)以上 5,000株(五単元)未満 |
Aコース
当社製陶磁器商品(5千円相当)当社からご案内する当社陶磁器商品5点の中から1点、ご希望の商品をお選びいただけます。 |
Bコース
当社オンラインショップ専用
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5,000株(五単元)以上 | Cコース
当社製陶磁器商品(1万円相当)当社からご案内する当社陶磁器商品5点の中から1点、またはAコースの中から2点、ご希望の商品をお選びいただけます。 |
Dコース
当社オンラインショップ専用
|
**優待の変更履歴
ニッコー(5343)が優待品の拡充を発表しました。
■企業の情報
食器や住宅機器などを販売
■株主優待の内容
<変更前>
◎自社陶磁器製品(×年2回)
・1,000株 … 5,000円相当
・5,000株 … 1万円相当
<変更後>
◎(1)自社陶磁器製品または、(2)オンラインショップクーポン(×年2回)
・1,000株 … (1)5,000円相当 (2)5,000円割引
・5,000株 … (1)10,000円相当 (2)10,000円割引
※(1)1,000株 : 当社選定の5点から1点選択 5,000株 : 当社選定の5点から2点選択
※(2)オンラインショップ会員に登録すると登録時に1,000ポイントの付与、
及び商品購入時は金額の10%相当の特別ポイントの付与(通常の2倍相当)
※2015年3月末の優待より変更されます。
■参考投資金額
1,000株 :125,000円 (2015年2月12日現在)
■株主優待をもらうには(権利確定日)
3月末、9月末の時点でニッコーの株主になる必要があります。
株主優待~変更情報~ ニッコー(5343) 株主優待制度の拡充
ヤフオク落札価格
5000円が1100円って、低評価だ。今売ってたら買っても良いぐらい。
優待利回り : 3.6%
家族名義分を購入した場合、同一IDで複数の株主優待券を使えるのかがきになる。
5000円の優待を半額で評価したとしても、利回りは3.6%。
テクニカル
1年チャート :この一年間は順調に上がってきているようだ。
だいたい、権利確定月の1.5ヶ月前ぐらいから購入するといいか?
5年チャート
100円ぐらいが下値で、成長株とは言えない状況。
直近は住宅関連でいいだけか?
評価 ★★★☆☆
株主優待が年二回あって、アウトレット品等のセール品も買えるのが良いところか。名証二部なので、そのうち注目されることもあるかもしれない。
業績は減少傾向、しかし、この一年上昇基調で、多少妙味有り。
2名義分程度を保有してみて、同一IDに対してポイントが付与れば、吉。(IRに質問すれば良いのかもしれないが)